アフターコロナは、いつになったら来るのか?

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 コロナが日本でも広がり始めてから、はや一年になるんですね。正直なところ、私的にはモヤモヤは深まるばかりと感じていますが、みなさんは、いかがでしょうか?

 改めて思い出すのは、コロナが広がり始めた頃。スペイン風邪の時の話題があちこちで目にとまり、私も自分なりに少し調べてみたことです。その時にぼんやりとですが、「こりゃー、1年はかかりそうだなぁー」ぐらいに考えていました。

 振り返ってみると、政府の役人や政治家まで多くの人達が、この新しいウィルスのことを甘く見てしまったようですが、そりゃ、そうですよね。これまでに経験したことのない、正体不明のウィルスが相手なんですから。

 でも一年経った今でも、このウィルスのことを軽くみている人達がまだ多いようです。この点について、岩田教授のつぶやきがとてもわかりやすいです。

 毎年流行するインフルエンザが影を潜めてしまったにもかかわらず、コロナ感染が止まらない現状をきちんと受けとめなさい、というご指摘だと思います。

 インフルエンザ激減の理由が、マスクと手洗いのおかげなのかはわかりませんが、こうなってくると、確かに「人と人との接触機会を減らす」ぐらいしか、残る手はないのでしょうね。

 あ、もちろんワクチンに期待するというのもありますね。接種が進むイスラエルからは、大いに希望を持てそうなニュースが流れてきています。今日も『ワクチンの効果、実世界でも94% イスラエルの研究』というニュースがBBCから流れてきました。

 でも、実は私的には、ワクチンに対して過度な期待は持っていません。過度な期待というのは、『マスクや手の消毒が不要だった状態に戻る』という意味です。

 少なくとも現時点では、日本政府が目指しているのは、あくまで『医療崩壊の回避』だと思うのです。オリンピックの開催時期が迫っていることで、ややこしくなっている感がありますが、「コロナ以前のもとの状態に戻す」ことを目指しているわけでは、現在のところ、ないですよね?

自分たちが変わらないと、なにも変わらない?

 ところで話は飛躍しますが、みなさんは、ワクチンを接種したらマスクを外して外出するでしょうか。これ、よーく考えてみると、意外とやっかいだということに気付くと思います。

悩んだら歩く (^^)v

 そんなこんなを考えていると、政府がどうのこうのよりも、「自分達の側こそが、先に変わることを迫れているのかも知れないなぁー」と、コーチ的には思ったりもします。

 「政府から伝わってくることは、ワケが分からない」とか、「対応が遅い」など、文句を言うのは簡単です。でもそれだけでは、振り回されるばかりですよね?

 コロナ禍が長引くことでモヤモヤが大きくなっているのは、「コロナ以前に早く戻りたい」と自分の中で駄々をこねているからです。

 ならば、「いつかは、コロナ以前に戻れる」という仮定をひっくり返して、「人が集まることで成り立っていた活動が、変わることを迫られている」に方針変更して、ポジティブな方向に一歩踏み出す・・・とすると?

  深いところで迷ってる自分が、いてるようです。

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